大磯ロングビーチにありますレンタルゴーカート場、湘南シーサイドGPのスタッフ岡田です。
今回はサーキットカートのお話しです!
なんだ、レンタルカートじゃないのかー。
と、思われた方、ちゃんとレンタルカートも出てくるのでよかったら読んでみてください!
カート界最速マシン!
ガレージCのチーム員さんのサポートでサーキット走行用のカート”スーパーカート”を走らせる為に富士スピードウェイへ行って来ました!
スーパーカートというものを初めて聞いたという方もいらっしゃるかと思いますが、F1も開催された富士スピードウェイの国際サーキットをなんとカートで走れてしまうのです!
しかもけっこう速い!トップクラスのマシンの最高速は時速200kmを超えるとも・・・。
といいますと、なんとも危険な香りがしますが、その分カートの車体にはしっかりとしたカウルが付いていて安全性が増していたり、練習走行はもちろんレースでも参加選手の方は十分に安全に配慮した走行をしています。サーキット自体もカートのサイズにしたらとてつもなく広いので接触の心配もかなり少ないです。まず避けられますので。
今シーズンのレースに向けて性能アップを図り、今回エンジンの吸気排気ポートの最適化、面研、カムの換装などのアップデートを施されたオレンジ号!
まずは協力レンタルコースでもある、富士スピードウェイカートコースにお邪魔して、初動チェックの走行をしました!
問題なく走行完了!本コースに備えます!
午後からの本コースでの走行も問題なく終えることが出来ました。
エンジンの性能は目標としていた190km超えまではいきませんでしたが前回よりタイムアップが見られたのでまずます。
ちょっとしたセッティングも試せて、なかなか良い練習走行となりました。
開幕前の最後のテストで大口径キャブレターを投入して、さらなるスピードアップを図ります!
時期的にF1のテストとかぶるので気分はF1チームです♪
たった50ccの違いでこの迫力!?
スーパーカートのエンジンですが、いくつか種類はがあるのですが、オレンジ号はヤマハ製のWR250というエンジンを使っています。
排気量250ccの4サイクルエンジンです。
対して湘南シーサイドGPのレンタルカート用のエンジンはやはりヤマハ製のMZ200です。
こちらも4サイクルエンジンで、排気量は200cc。比べると少し小さいエンジンです。でも50ccの違い。
では、WRの猛獣ぶりをご覧下さい!※音量にご注意ください!!
たった50ccの差なのにこの違い!
生い立ちが違いますので当たり前と言えば当たり前なのですが。
WR250はモトクロスレーサー用のエンジンです。5速ミッションを備えて、シフト回転数も12500rpmの立派なレーサーです。
対するMZ200は発電機などに使用する汎用エンジン。カートで使う場合の回転数も5000回転くらいです。しかし、シンプルな作り、程よいパワー、十分な耐久性など、レンタルマシンに使用するには最適です。
それぞれ適材適所で、トータル的に魅力的なパッケージになっているということですね。
でも、同じ4サイクルエンジンでほぼ同じ排気量なのに全然違う迫力!
WRの猛獣っぷりを見るたびに思います(笑)
なかなか見るタイミングも少ないかと思いますが、機会がありましたら是非スーパーカートも注目してみてください!